セカンドライフのセカンドライフ(笑)

第１話

「It's second life !!!」



～その１～





どうも初めまして。石井裕也(仮名)と申します。
リアルでの性別は不詳ですけども、
便宜上、リアル性別は「男」と設定しときます。
ちなみにあたいは嘘つきよ。肝に銘じておけ。

さて、7月30日より、僕はこのセカンドライフの世界で
社会勉強することを決意しました。
現役大学２年生、44歳になりたての主婦です。
成績には自信があり、最強の大学生であると自負
しております。もう、全授業カンニングです。
皆、僕の万華鏡写輪眼の前ではなすすべないですね。
そんなこんなで「勤勉すぎるできすぎの子」として、
母様(128)とそのご友人(121)などの間で有名な僕ですが、
ついこの間やっていたテレビの影響じゃないけど
セカンドライフに興味を持ってしまったのですよ。

キャラ名はもちろん決めてます。

ゼオライト！！



外国人にバカにされないように、必死に電子手帳で
検索しました。すばらしい名前です。

「Zeolite：沸石」


すばらしい名前です。


さぁ、インストールもできました。

「Ｚｅｏｌｉｔｅ　Ｃｏｏｌｊｏｋｅ」

も登録できました。



いざ！！

セカンドライフの世界へ―――


―――
――
―






そんなわけでログイン成功！




さぁ、セカンドライフの世界に立ちましたよ、

ゼオライト閣下！




さぁて何をしましょうかね。






やはり、挨拶でしょうか？



最初が肝心ですから、皆に我らの存在を伝えましょうか！











せーの！



























半角でした。





幸先悪いですね、ゼオ様。



しかし、安心してください！





私、今度はちゃんと半角キー押しましたよ！











もう一度どうぞ！









せーの





















つーかなんだその挨拶。




挨拶はもういいですから、早速動いてみましょうよ！













おや？



一体何をする気なんでしょうか。







セカンドライフは自由度が極めて高いゲーム。







「容姿」を変更したり、



「モノ」を作ったり、



「会話」を楽しんだり、









いろんな楽しみ方があると聞いています。









まぁ、普通はやはり「容姿」からですかね！







































違ーーーーーーう！！








このクソ野郎が！



女性差別として訴えられるぞ！！（亀井さんに）



もっとすることあるだろうが！















そうそう。


でも、それ以上は喋らなくていいですよこのナルシストが。






で、容姿ですよね？





僕にお任せください、ゼオ様。











あなたを立派なイケメンにしてあげますとも！！





































































ごめん間違えた



つづく！